荒砥石は、包丁の研ぎ始めの刃出し、刃の欠け、錆びを刃先を痛めず削り取り修正する時などに使用します。
【砥石の粒度】
・砥粒の大きさを測る尺度で「番」または#で表される。
・この砥粒の番手で粗さを表現し、数字が大きいほど砥粒が小さくなる。
・320番:荒砥石
・1000番:中砥石
・3000番:仕上砥石
・8000番:超仕上砥石
【砥石の準備と管理】
・使用する前に、気泡が出なくなるまで5分ほど水に浸けて下さい。
・使用後は、水分を拭き取り常温で保管して下さい
【包丁の研ぎ方】
・研ぎ始める前に、砥石を動かない様に固定して下さい。
・砥石に十分水を含ませ、包丁を45度の角度で置き、左手の指を揃えて抑えて下さい。
・研いでいる時に出る砥石の溶液は、研磨液の役割をしますので洗い流さないで下さい。
・刃先と砥石の角度を約15度に保ち、表を10〜15回、裏を6〜10回研いで下さい。
・研ぐ際に押すときは左手に力を入れ、引くときは力を抜いて下さい。
・包丁を砥石の上に乗せた時の角度を変えず、そのまま平行に前後に動かして下さい。
・切っ先部は柄を持ち上げて下さい。
・荒砥、中砥、仕上砥では、それぞれ返りの出具合が違いますので注意して下さい。
・最後にその返りをしっかり取って下さい。
【この商品について】
・砥石サイズ:206×73×23mm
・台サイズ:256×90×32mm
・製造:日本製